設立趣意書 記載例及び留意事項
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医療法人社団 藤井会 設立趣意書
１．開設から発展経過
今般設立代表者として申請した、藤井和哉は平成１０年に歯科医師国家試験に合格、その後、○○デンタルクリニックに勤務、平成１３年４月、東京都千代田区神田神保町１丁目４０番豊明ビル２階に「藤井デンタルクリニック」を開設し、当時、日々の患者数が１０名前後の患者から微増し始め、１日１５名に達してからは急速に１日４５名ほどに伸びてきた。そして現在では歯科医としての治療、歯科医院の経営に、地域社会に貢献できるまでに成長を遂げた。現在は、１日５０名前後、年間患者数12,000名を治療するまでになった。
２．法人設立の意図
開設当初からの地域に密着した歯科医院を目指して経営してきた。現在では、休日急患診療所の運営等、地域医療に貢献しております。
今後、これらを続けるとともに、医療と家計の分離を図り経営の近代化を目的として法人化いたします。
３．事業内容
従業者数 歯科医師 常勤 １名 非常勤 １名 歯科衛生士 常勤 2名 事務員 常勤 1名
診療科目 歯科
診療日 月から土曜日
４．事業計画
初年度 （平成１７年○月○日 ～平成１８年○月○日）
常勤衛生士を雇用し、診療体制を強化する。
次年度 （平成１８年○月○日 ～平成１９年○月○日）
医療機器の導入によって歯科診療所としての地域医療の完全を目指す。
５．当診療所において平成１７年○月○日開催の設立総会において次の事項を確認し医療法人設立に賛同する。
1 医療法人設立趣旨承認
2 社員確認
3 定款確認
4 出資申込み及び次年度の事業計画並びにこれに伴う予算承認
5 役員及び管理者選任
6 設立者代表者選任
7 本法人の開設する診療所の建物を賃借する契約の承認
平成 年 月 日
医療法人社団 藤井会
設立代表者 藤井 和哉 |
設立趣意書の留意事項
設立趣意書は、診療所ごとにそれぞれ記載するだけですが、下記のようなことを書くケースが多くなっております。
１.開設からの発展経過を記載します。（理事長の履歴書との整合性に注意し、文章化します）
- 個人診療所の開設年月を記載ください
- 個人診療書の開設当時の外来患者数（一日平均）
- 現在の外来患者数（一日平均）等について記載する。（事業計画書を相違しないように記載ください）
２.法人の設立意図（文章化する）
- ○○学校の学校医、歯科検診、○○休日急患診療所の運営等の公的活動を通じて地域医療に貢献してきた。（診療所の存在意義を記載ください）
- 今後もこれらを続けるとともに、医業と家計の分離を図り経営の近代化を目的として法人化する。（経理事務の正当化を記載ください）
３.事業内容（開設しようとする診療所の概要との整合性に注意）
- 従業者の人数を記載します
- 診療科目を記載します
- 診療日を記載します
４.事業計画
事業計画 （設立後２年間の事業計画に矛盾しないように記載いたします）
初年度（平成○年○月○日 ～ 平成○年○月○日）
次年度（平成○年○月○日 ～ 平成○年○月○日）
- レーザー装置を更新する。更新に要する費用は、○○万円を予定しているなど。
